9割がまとめていないWEB戦略|SNS・ブログ・ホームページ・WEBサイト構築で売上を上げる使用用途/目的/利用方法設計

目次

「売るもの」があるのか?からすべてが始まる

WEBサイト/ホームページ/ブログ/SNS/システム作成・構築を活用してビジネスを加速させたい。
そんな意欲的なあなたに最も大切なことは、それは、「いま自分がビジネスのどのフェーズにいるのか?」を冷静に把握することです。

この前提がズレたまま手を出すと、結果、時間やコストを無駄にしてしまうケースも少なくありません。

本記事では、使用用途/目的/利用方法、別にWEBの使い方を整理し、それぞれの段階で“今、自分に必要な打ち手”を見極めるヒントを提供します。

ただし、使用用途/目的/利用方法分類は、あくまで型を整理するための地図にすぎません。
現場では「使える仕組み」から逆算して設計する方が、実用的で柔軟です。
目的に縛られず、「この仕組みはどう収益化に使えるか?」
という視点で読み進めることで、

自分のビジネスにどのようなWEB活用がフィットするのかが明確になり、無駄な施策や遠回りを避けられるようになります。

こういうフレームワーク記事は、形式的で退屈に見え「またか」と感じるかもしれません。

ですが、一度この構造が頭に入れば、目の前のすべての「商品・サービス・広告・メディア」が“どんな意図で組まれているか”を読めるようになります。

つまりこれは、収益化への設計図を逆算的に読み解く力を手に入れるということです。
手に入れた瞬間から、自分のビジネスにも応用できる“武器”になります。

「売るものが、もうある人」か?「まだない人」か?

まずはこの二択を、はっきりさせましょう。

すでに商品・サービスがあり、市場に出している人

  • 実際に販売・提供をしている
  • 顧客がいる/購入されたことがある
  • 売上データやフィードバックがある

このタイプの方にとって、WEBは「ゼロから何かを始める手段」ではなく、
すでにあるビジネスを“どう加速させるか”を考えるための手段になります。

ただし、ここで重要なのは、WEBだけですべてを解決できるわけではないという視点です。
売れていない理由が、そもそもの市場設計や商品の構造にあることも多く、

「WEBサイトやSNSを整えれば売れる」という単純な話ではありません。

まず確認すべきは、「今、自分の商品は売れているのか?」「その理由は何か?」という視点です。
その上で、WEBが貢献できる部分【たとえば集客が弱いのか、信頼構築の接点が不足しているのか】を見極めていきましょう。

WEBは、あくまで“加速装置”です。
どこを加速すべきかを誤ると、逆に遠回りにもなりかねません。

このあたりを、構造的に捉え直していくのが、今回のテーマです。

このページは、セルフプロデュース全体の中の一部分です。

前提や全体の流れを押さえていないと、内容がつかみにくくなるため、まだ読んでいない方は、必ず先にこちらの記事を読むことをおすすめします。

まだ売る商品やサービスがない人

  • まだ売る商品やサービスがない人
  • ビジネスをこれから始めたい
  • 副業や起業の準備段階
  • 商品はあるが、まだ売っていない(準備中)

この段階では、まず「何を売るのか」「誰に届けるのか」という軸を固めることが先決です。
Webサイト制作やSNS運用は、それが明確になってはじめて効果を発揮します。

「売る仕組み」を作る前に、「売る中身」「市場の設計」を行うことが重要です。
この順番を誤ると、手間や費用が先行してしまい、成果につながらないケースが少なくありません。

ですが、変化の激しい現代の市場環境では、リスクヘッジの観点からも、
「どんな仕組みを使うか」から逆算して商品設計を行う方が合理的な場合が多くなっています。

ですので全体像をつかんでから考えると、ヒントが見えるはずです。

このページで紹介している 「Web活用の使用用途/目的/利用方法パターン表」 を先に確認しておくことで、
「自分はどこで収益を上げたいのか」「どういう組み立てが可能なのか」が明確になってきます。

  • 「こういう仕組みの、活用方法があるのか」
  • 「こういうビジネスの組み立て方があるのか」

といった、気づきと逆算設計のヒントにもつながるはずです。

使用用途/目的/利用方法を明確にしないとWeb制作は迷走する

オシャレなサイトを作っても、使用用途/目的/利用方法が曖昧なら何も起きない

「Webを作りたい」と思った時、多くの人がまず思い描くのは、“かっこいい/おしゃれな/かわいいデザイン”や“高級感ある/洗練された雰囲気”かもしれません。
ただ、何でもいいから収益化するにはどう使えばいいのか?かもしれません。

しかし、使用用途/目的/利用方法が明確でなければ、どんなに見た目が良くても、それは「ただの自己満足」で終わります。

  • なぜそのページを作るのか?
  • 誰が、何の目的でそこに来るのか?
  • 来た人にどう動いてもらいたいのか?

この「目的設計」がないままにサイトを作ると、
時間やお金をかけたのに効果ゼロという残念な結果になります。

Web活用の代表的な使用用途/目的/利用方法と具体的モデル

「誰が・何のために」使うかで設計は根本から変わる

Webをビジネスに活かす上で重要なのは、「何をどう売るのか」、そして「どの収益構造で展開するのか」を明確にすることです。

SNS、ブログ、ECサイト、動画、LP……どのツールを使うかを考える前に、まずは「ビジネスモデルの種類」「導線の設計」「収益が発生するポイント」を把握しておくことが、全体設計の前提になります。

本ページでは、Webを活用したビジネスの代表的な収益モデルを、目的・主なゴール・具体例・収益の仕組みに分解して整理しています。

ここで紹介している型自体を鵜呑みにすることが目的ではありません。

すでにビジネスをしている方へ

あなたの今の活動と照らし合わせながら、Webの使い方にズレや抜けがないか、再確認の視点を持って読み進めてください。
一つの目的に縛られすぎると、成果の幅が限定されてしまう場合もあります。
複数の目的を組み合わせて設計すれば、小さなリソースでも成果を最大化することは可能です。

これから何かを始めたい方

本来この整理は「すでに何かを売っている人」のためのものですが、
逆に言えば、「Webでこういうことができるなら、自分は何を当てはめられるだろうか?」と発想の起点にもなります。

たとえば─

  • PDFの資料販売の仕組みがあるなら、自分の知識も“商品”になるかもしれない」
  • 予約フォームがあれば、単発の相談だけで小さく始められるのでは?」
  • 「ブランド構築が目的なら、最初は“理念”や“世界観”の発信だけでもいいのかも」

重要なのは、“WEBの仕組み”を知ったうえで「何をどう組み合わせるか」を考えることです。
WEBをどう活かすかを知ることで、自分に合ったビジネスの型が見えてきます。
そんな視点も、この一覧から読み取ってもらえたらと思います。

基本的なWEBサイト・システム使用用途/目的/利用方法(12分類)

簡易一覧表

スクロールできます
分類使用用途/目的/利用方法収益化の仕組み
直接収益化型
(売上発生型)
商品販売
(物販・EC)
自社商品の購入をゴールに設定し、LPやSNSからECサイトに誘導して売上を直接発生させる。
情報/講座商材販売ノウハウや知識をコンテンツ化(note・Brain等)し、SNSやメルマガ導線で販売し収益化。
無形サービス販売
(コンサル・講師・セッション)
セッション・講座・契約などのサービス提供を商品化し、Webサイト経由で集客・成約。
アフィリエイト記事や比較コンテンツから外部サービスに送客し、成果報酬型で収益を得る。
間接収益貢献型
(基盤強化型)
見込み客獲得
(集客)
LP・ブログ・SNS導線などで興味層を集め、予約・問い合わせ・資料請求に繋げて後工程で収益化。
ブランディング構築
(企業・商品)
世界観・理念・背景を発信し、指名買いやリピートを増やすことでLTVを底上げ。
信頼形成「この人/会社なら信頼できる」と感じさせる実績・過程・ストーリーなどを可視化し、比較検討で「選ばれる理由」を作って収益機会を増やす。
資料配布
(リード獲得の前段階)
無料eBookやPDFをフックにメールアドレスを取得し、ステップ配信で関係構築→販売導線へ。
ビジネス提携獲得
(協業・仕入れ・代理店)
実績・仕組み・強みを提示し、法人取引・仕入れ・OEM・業務委託などの提携機会へ展開。
人材採用企業や現場の魅力を伝え、応募や面接につなげる。企業カルチャー・現場環境・理念などを発信し、価値観でマッチする人材を獲得して事業生産性を向上。
ハイブリッド型
(直接+間接の両面)
SNS発信活用SNSでフォロワー獲得や影響力形成を通じて、企業タイアップ・案件収益でマネタイズ。
SNS→LINE・LPなどへの導線を設計し、商品・サービスへ誘導して直接的な売上へ繋げる。
動画発信活用YouTube等で再生数や登録者を伸ばし、広告収益+PR案件によって収益を得る。
YouTube動画から自社サイト・LP・LINE登録などに繋げ、関係構築や販売へと展開する。

直接収益化型(売上発生が目的)

商品販売(物販・EC)

  • 目的
    • 自社商品の購入をゴールとし、直接的な売上を発生させる。ECによるキャッシュフロー構築。
  • 主なゴール
    • 購入/購買
  • 具体例
    • メーカーが自社ECサイトで販売
    • ハンドメイド雑貨をBASEで販売
    • D2CブランドがShopifyでスキンケア商品を直販
    • 海外製品を個人輸入して独自ECで再販売
  • 収益化の仕組み
    • 商品購入による直接収益。単価×販売件数がベース。
    • まとめ買い・定期販売・クロスセルによるLTV向上も狙える。

情報/講座商材販売

  • 目的
    • 知識やノウハウ、デジタルコンテンツ(写真・音楽など)を商品化し、オンラインで販売することで収益を得る。
  • 主なゴール
    • 購入/購買
  • 具体例
    • noteやBrainでのノウハウ記事販売
    • Shopify/BASEでPDF販売
    • 写真販売サイトでのストックフォト販売
    • 音楽配信プラットフォームでの楽曲販売
    • 電子書籍やテンプレートの販売
  • 収益化の仕組み
    • コンテンツ購入による直接収益。サブスク形式の定期課金モデルも含まれる。

無形サービス販売(コンサル・講師・セッション)

  • 目的
    • 自分のスキル・経験・専門性を商品化し、1対1または少人数向けのサービスとして提供。対話や指導を通じて信頼性・満足度を高め、高単価・継続性のあるビジネスモデルを構築する。
  • 主なゴール
    • 無料相談申込
    • 有料サービス申込
    • 継続契約・講座受講
  • 具体例
    • コーチング・カウンセリング・コンサルティング
    • オンライン講座/継続セッション/グループ講座
    • 占い・美容アドバイス・キャリア相談など専門知見提供型
  • 収益化の仕組み
    • 顧客からの相談や指導ニーズに対し、1対1のセッションや講座として提供し、その対価を直接受け取ることで収益を得る。
    • 単発の販売だけでなく、継続契約やパッケージ化によりLTV(顧客生涯価値)を高める設計も可能。
    • 講座や資料、録画などを組み合わせて商品化することで、単価アップと収益安定化が図れる。

アフィリエイト

  • 目的
    • 自社商品を持たずに、他社の商品・サービスを紹介することで成果報酬を得る。Web上の情報提供を通じて、収益化を図るモデル。
  • 主なゴール
    • 成果発生(クリック・申込・購入・資料請求など)
  • 具体例
    • 比較・レビュー記事で外部サービスへ誘導し報酬獲得
    • ブログやSNSで美容商品やガジェットを紹介し購入に繋げる
    • 特定ジャンルの専門サイトで金融・転職系など高単価案件を展開
    • YouTubeで紹介リンクを貼り、概要欄経由での成果を狙う
  • 収益化の仕組み
    • アフィリエイトプログラム(ASP)などを通じて、特定の成果(クリック・購入・登録等)に応じた報酬が発生。
    • 成果地点は広告主が設定し、CPC・CPA・CPSなど形式により単価が変動する。

間接収益貢献型(基盤強化が目的)

集客(リード獲得)

  • 目的
    • 見込み客との接点をつくり、「興味関心層」を集めて関係構築の起点をつくること。
    • 直接の売上には直結しないが、その後の販売導線への入口として極めて重要。
  • 主なゴール
    • メールアドレス取得
    • LINE登録
    • SNSフォロー/シェア
    • 無料相談・体験申込
    • 資料請求・PDFダウンロード
    • 無料メルマガ登録/ステップ配信登録
  • 具体例
    • Instagramで投稿→プロフィールリンクからLINE登録
    • YouTube動画→概要欄リンクから無料セッション申込
    • LPで無料PDFを配布し、ステップメールに誘導
    • noteで無料記事公開→フォロー
  • 収益化の仕組み(間接)
    • メール配信/LINE配信/ステップ配信 で価値提供↓
    • 信頼形成を経て商品・サービスに誘導↓
    • そこから成約が発生することで、間接的に収益を得る構造

ブランディング構築(企業・商品)

  • 目的
    • ブランドとしての信頼性や価値を理解・共感してもらうことにより、中長期的な関係性を築く。
    • 即効性のある直接的な販売促進よりも、ブランド資産の形成を重視する。
  • 主なゴール
    • ブランドや企業理念の理解・共感
    • ブランドの認知・想起率アップ
    • ファン層/リピーターの獲得
    • SNS投稿の閲覧・シェア・コメント
    • サイトへの再訪問
  • 具体例
    • 伝統工芸職人のこだわりや商品制作背景のコンテンツを閲覧
    • 地域密着型工務店が、職人のこだわり・家づくり思想をYouTubeで発信
    • 原料調達の現場取材記事をSNSでシェア
    • オーガニックコスメが、商品の背景や生産者ストーリーを発信
    • D2Cブランドが、Instagramで世界観統一のビジュアル投稿を継続
  • 収益化の仕組み(間接)
    • 指名検索・SNS経由での購入率アップ
    • 「この人から買いたい」心理により競合比較を回避
    • LTV向上(リピート購入・紹介・継続課金)
    • 採用/提携/メディア露出などの非売上的な価値も創出

信頼形成

  • 目的
    • 「この人/この会社なら信頼できる」と感じさせる情報を明示し、比較検討の場で“選ばれる理由”をつくる。
    • 専門性・実績・誠実さ・透明性を伝えることで、不安の壁を下げる。
  • 主なゴール
    • 問い合わせや申し込みのハードルを下げる
    • 比較検討の中で「決め手」になる
    • 実績紹介やストーリーを閲覧・理解する
    • ブログやSNSの更新情報を定期的にチェック・シェアする
    • 成約率(CVR)の向上
  • 具体例
    • 実績・お客様の声をWebサイトやLPに掲載
    • Before→Afterの事例紹介(画像・データ・ストーリー)
    • Q&A・料金表・契約の流れなどを事前に見せて不安を軽減
    • 専門知識をブログ・YouTubeで丁寧に解説
    • SNSやnoteで、日々の取り組みや価値観を発信
  • 収益化の仕組み(間接)
    • サービス購入や相談依頼などの成約率(CVR)の増加
    • 高単価への納得材料
    • 問い合わせ後のクロージングがスムーズに
    • リピート・紹介・レビュー獲得による持続的な収益へ

ビジネス提携獲得(協業・仕入れ・代理店)

  • 目的
    • 自社の強みや実績を伝え、法人取引や仕入れ、OEM、業務委託などの提携機会を創出。
    • 事業の拡大や新規チャネルの確保を目指す。
  • 主なゴール
    • 業務提携
    • 外注契約
    • 卸取引
    • OEM受注
  • 具体例
    • 制作会社が実績ページや事例を公開 → 他社からパートナーとして提携オファー
    • アパレルブランドがInstagramで商品と世界観を発信 → セレクトショップからの取扱依頼
    • 講師が継続発信するブログ・YouTubeから研修依頼やイベント登壇依頼
  • 収益化の仕組み(間接)
    • 問い合わせやSNS経由の接触 ↓
    • 詳細な打診・交渉↓
    • 取引成立

資料配布(リード獲得の前段階)

  • 目的
    • SNSや検索経由などで接触したユーザーに対し、興味関心を深めてもらい、見込み客としての“最初の接点”をつくる。
    • 信頼の入口を設け、後のリード獲得(メール登録・LINE登録など)へとつなげる導線。
  • 主なゴール
    • 資料(PDF等)の閲覧・ダウンロード
    • 無料テンプレート・チェックリストの取得
    • 解説動画やノウハウ資料の視聴導線
  • 具体例
    • Instagram広告から直接、PDF配布LPへ遷移 → 資料配布
    • Facebook広告でアンケート型リードフォーム → メールアドレスと引き換えに資料提供
    • YouTube動画の概要欄にPDF資料リンク → サイト誘導
    • Webサイト内に「無料ダウンロード資料コーナー」を常設
  • 収益化の仕組み(間接)
    • 無料資料やコンテンツの提供によって信頼を得る↓
    • 次のアクション(LINE登録・ステップ配信登録・相談申込)へとスムーズに誘導↓
    • 最終的に成約につながる土台をつくる

人材採用

  • 目的
    • 企業や現場の魅力を伝え、応募や面接へとつなげる。
  • 想定目標の行動
    • 採用情報ページを閲覧する
    • 社員インタビュー動画を視聴する
    • 募集要項や待遇内容を確認する
    • 応募フォームからエントリーする
  • 具体例
    • 自社サイトに「採用情報」ページを設置し、社員の声・働く環境を紹介
    • YouTubeやInstagramで社内の雰囲気を発信し、文化的な魅力を訴求
    • Wantedlyなどで求人とストーリーを掲載し、共感ベースの採用導線を構築
  • 収益化の仕組み(間接)
    • 採用自体が収益ではないが、自社の成長に必要な人材獲得=事業推進の基盤。
    • 採用活動の設計をうまく行うことで、外注コストの削減/内製化によるスピード向上/カルチャーフィットしたチーム形成につながり、長期的な経営効率・生産性アップをもたらす。

ハイブリッド型(直接+間接の両面)

SNS発信活用

  • 目的
    • SNS(Instagram、X、TikTokなど)を活用して、自社サービスの導線を設計したり、PR案件などによる収益を得たりする。
      直接的な売上・案件獲得と、間接的な集客・ブランディングの両面を担う手段。
  • 主なゴール
    • 自社/自己・サービス・商品の認知拡大
    • プロフィールリンクからの導線流入(LP・EC・LINEなど)
    • PR案件(企業とのタイアップ・広告収益)の獲得
    • フォロワー数・エンゲージメントの向上
    • ファン化・コミュニティ構築
  • 具体例
    • Instagramで投稿 → リンク集ページから公式LINE・商品LPへ誘導
    • X(旧Twitter)で企画投稿 → 固定ツイートからPDF資料ダウンロードへ
    • TikTokで商品レビュー動画を配信 → 概要欄リンクから購入ページに遷移
    • 美容系インフルエンサーがInstagramで世界観訴求 → ブランド商品のPR案件獲得
  • 収益化の仕組み(直接+間接)
    • 直接:PR案件/アフィリエイト/公式販売ページへの流入・成約
    • 間接:SNSで認知・共感 → LINE登録・メルマガ登録 → 教育/販売導線へ
    • 長期的にはファン化/コミュニティ形成によるLTV向上、他メディア連携へ拡張可能

動画発信活用

  • 目的
    • YouTubeやTikTokなどの動画プラットフォームを活用し、広告収益や案件獲得、導線誘導などによって収益化を図る。
      また、専門性・信頼・世界観を「視覚と音」で伝えることで、テキストより深い共感や記憶を生み出す。
  • 主なゴール
    • 広告収益(YouTubeパートナープログラムなど)
    • PR案件・企業案件の獲得
    • 概要欄リンクから自社サイト・LP・LINEへの誘導
    • チャンネル登録・再生数・コメントなどのエンゲージメント獲得
  • 具体例
    • 専門家がYouTubeでノウハウ動画を投稿 → 概要欄からLINE登録へ誘導
    • 商品レビュー系の動画チャンネル → PR案件として企業から製品提供・報酬発生
    • Vlog系のライフスタイル発信 → 世界観共感による自社ブランドECの購入につながる
    • TikTokでショート動画を連投 → 高再生からフォロー獲得 → ECサイト誘導
    • 教育系動画で知識提供 → 有料講座・サービス販売ページへ誘導
  • 成果の目安(直接+間接)
    • 直接:
      └ 広告収益(YouTube広告)
      └ PR案件・タイアップ報酬
      └ 動画からの直接購入・アフィリエイト報酬
    • 間接:
      └ 信頼性・専門性の蓄積 → 商品・サービスの購買促進
      └ LINE登録・メルマガ登録などのリード獲得 → 教育・販売導線への接続
      └ SNSとの連携でLTV・ブランド価値向上

「Web活用の目的が複数あるとき、どう整理し、設計に落とし込むか?」

ビジネスの現場では、WEBサイトやSNSでのセルフプロデュースにおいて、複数の目的が同時に存在するのが当たり前です。

記事で目的を1つずつ切り離して説明しているのは、設計の考え方を明確にするためであり、実際にはこれらが絡み合いながら動いています。

そこで大切なのは、複数の目的を単純に混ぜるのではなく、
「誰に」「何を」「どう伝え」「どう収益に繋げるか」という4つの軸で分解し、目的ごとに整理することです。

この作業を通じて、目的ごとの役割や優先度が見え、情報設計や導線設計に落とし込めます。
さらに、目的同士が重複する点やシナジーを意識して、全体最適を目指すことが重要です。

複数目的の一般例(業種横断型)

スクロールできます
使用用途/目的/利用方法ターゲット提供価値価値変化最終アクション
商品販売
(物販・EC)
商品やサービスに興味がある層商品・サービスの特徴と利点使ってみたい/自分の課題が解決できそう/他と比べて魅力を感じる購入ボタン、問い合わせフォーム
ブランディング構築
(企業・商品)
既存顧客や潜在顧客ブランド理念、差別化ポイント共感が深まる/信頼感が増す/応援したくなるメルマガ登録、SNSフォロー促進
見込み客獲得
(集客)
関心はあるがまだ接点のない層問題解決やニーズの気づき自分に関係があると気づく/もっと知りたいと思う資料ダウンロード、無料トライアル申し込み
既存顧客の囲い込み継続利用者やファン参加感、共感ストーリー、コミュニティ要素愛着が強まる/継続的に関わりたくなる/他者に勧めたくなる定期購入、シェア、レビュー投稿

具体例:オーガニック化粧品ブランドの健康ドリンク新商品

例えば、オーガニック化粧品ブランドが新たに健康ドリンクを発売するとします。

この場合、単に健康ドリンクの売上を上げたいだけではなく、

  • 既存の化粧品ブランドのイメージ強化(ブランディング)
  • 健康ドリンクをきっかけにした、新たな顧客層(健康志向層)の開拓
  • 既存顧客のロイヤリティ向上(アップセル)
  • SNSを使った共感形成とファン化

といった複数の目的が絡み合います。

スクロールできます
使用用途/目的/利用方法ターゲット提供価値価値変化最終アクション
ブランディング構築
(強化)
既存のオーガニック志向の顧客自然由来の健康習慣やブランド理念の提案ブランドへの信頼感と愛着が深まり、ファンとしての共感形成ブランドストーリー記事LP閲覧、メルマガ登録、SNSフォロー促進
商品販売
(物販・EC)
健康志向が高い20〜30代の女性体調改善に効果的な栄養設計、味や見た目も魅力的「飲みたいから続く」健康習慣が生まれ、実際に商品購入・利用に繋がるECサイトで定期購入、セット販売購入
見込み客獲得
(集客)
健康に興味はあるがまだ接点のない層手軽に始められる健康習慣の提案健康に対する関心が高まり、試してみたい気持ちが芽生えるInstagramリール視聴、無料サンプル申し込み
既存顧客の囲い込み既存の化粧品利用者やファン共感ストーリーや参加感のあるコミュニティ形成ブランドと生活がつながり、継続利用やSNSでのシェア・レビュー投稿が増えるオンラインイベント参加、SNS投稿、定期購入

制作に入る前の情報整理が要

構造的に情報を整理することは、ただの作業手順ではなく、自分のサービスや商品を正しく、効率的に届けるためのWEB戦略そのものです。

最初から「誰に、何を、どう伝えて、どう動いてもらうか」という構造に当てはめることで、後の制作・発信フェーズの時間も無駄も大きく減らせます。

「ホームページを作るには?SNSで集客するには?」とすぐに手段・手法を探しがちですが、その前に、自分自身の情報が整理されていなければ、何を作ってもズレが出ます

制作会社に依頼するというのは、この“情報整理”を外注するということです。
でも、あなたのことを最も深く理解しているのは、あなた自身のはずなのでは。

だからこそ、「構造で考える」ことから始めてみてください。
それが、最短距離で伝わるWEB戦略をつくる第一歩になります。

まずはエクセルスプレッドシートでも構いません。
頭の中にあるバラバラな要素を、一度「見える化」してみることから始めてみてください。

そこから、すべてがクリアになっていきます。

使用用途/目的/利用方法を明確にするメリット

Web活用の使用用途/目的/利用方法分類が導く効率的な施策設計

これまで、Web活用の目的をさまざまなカテゴリに分類して整理してきました。

集客、ブランディング構築、SNS発信活用から、既存顧客の囲い込みやカスタマーサポート、さらにはBtoB営業支援型やイベント連携など、多角的にWebの役割を捉えています。

この分類表はただの情報の羅列ではなく、「WEB施策で何をすべきか」を明確に示す設計図のようなものです。つまり、使用用途/目的/利用方法が整理されていることで、施策の方向性がブレずにすみ、制作や運用の手戻りも減ります。

ここで重要なのは、「フォーマットや枠組みを使いこなすことのメリットです。
使用用途/目的/利用方法分類という共通のフォーマットを活用すれば、

  • どんなページ構成が必要か
  • どんな写真・文章が必要か
  • どの言葉が自分の客に刺さるか
  • 広告やSNSをどう活用すべきか

などの、何を準備すればいいか、どのような情報や素材が必要になるかも自ずと見えてきます。
わざわざ一から考える必要がなくなり、無駄な試行錯誤を減らせるのです。

つまり、しっかりとした目的のフォーマットを土台にすることで、企画段階から制作、実装、運用までの全工程がスムーズに進み、結果的に時短につながります。これは、プロジェクトを効率的に進めたいすべての担当者にとって、非常に大きな強みとなるでしょう。

使用用途/目的/利用方法の明確化が技術的外注が必要な際も質を決める

使用用途/目的/利用方法が明確であれば、自分の中で「何を達成したいか」がブレず、自分では技術的に難しく外注を頼ることになった際も具体的かつ的確な指示が出せるようになります。

この指示の明瞭さが、認識のズレや不要な修正を減らし、結果的に納期の遅延や追加コストを防ぐ最大の要因となるのです。

さらに、目的が共有されていれば、制作側も求められる成果物のイメージを的確に把握できるため、無駄のない効率的なコミュニケーションが実現します。

これにより、外注作業は単なる作業の丸投げではなく、自分の意図を反映したクオリティの高いアウトプットを得るためのパートナーシップに変わります。

つまり、しっかりとした目的設定とフォーマットの活用は、セルフプロデュースでの制作管理をスムーズにし、コストと時間を節約しながらも、最終成果物の完成度を高めるための最良の戦略なのです。

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